

—まずは、今作っている野菜を教えてください。
はい、茎ブロッコリー、アレッタ(ブロッコリーとケールの掛け合わせ)、カリフローレ、ロマネスコ、オレンジカリフラワー、グリーンボール、ベビー白菜、カラーピーマン、葉玉ねぎ、玉ねぎを栽培中です。基本的に一人で農業を営んでいるので、自分でコツコツ収穫できるように野菜は少量を多品目で栽培しています。玉ねぎの収穫シーズンは、息子など家族に手伝ってもらっています。
—色々な野菜を栽培されているんですね。
そうですね、お客様が自分の好きな野菜を組み合わせてセットにすることができるように、多品目栽培しています。
販売先は、ポケットマルシェやスーパーが中心です。
—バラエティ豊富な野菜の中から、セットにできるのは楽しいですね。その中でも一番「推し」の野菜を教えてください。
やっぱり玉ねぎですね。
ありがたいことに現在は、九州や北海道の方からも注文が入ります。
「この玉ねぎ砂糖入ってるの!?と思うぐらい甘くておいしかった!」と言っていただけた時はうれしかったです。
遠方だと送料も安くはない、それでも注文いただけているのは本当にありがたいです。
ちなみに関東圏のお客様からは、葉玉ねぎも人気です。
—その玉ねぎをおいしく栽培するコツや、こだわりがあれば教えてください。
玉ねぎとお米は減農薬と減化学肥料で栽培し、「ひょうご安心ブランド」に認証されています。
また、除草剤を使わずマルチを張り、雑草の根や土の中に含まれる微生物を大切にしていく栽培を心がけています。
雑草で田んぼの景観はちょっと悪くなるのですが…(笑)。
そうすることで、自然由来のおいしさと健康効果もある野菜が育つと考えています。

—手間暇を惜しまず、除草剤を使わない栽培は大変そうですね。次に神代さんが、農業を始めたきっかけを教えてください。
大阪で公務員として勤めた後、結婚と同時に実家に戻り、本格的に農業を始めました。
約32年間淡路島で農業をしています。
—ありがとうございます。神代さんはこの地で長く農業をされていますが、続けていくコツと言いますか、楽しみ方はありますか?
お客様から「この野菜好き!」と言っていただけるのが楽しみです。
好きな野菜を選んでセットにできることを喜んでいただけたり、「味がおいしい」と言っていただけた時は農業を続けてきて良かったなと感じます。
おまけで添えた茎ブロッコリーを「おいしい!」と喜んでいただけたこともうれしかったです。
—うれしい感想をたくさんいただければ意欲も湧いて来ますよね。そんな農業へのこだわりがあれば教えてください。
「お客様にお好みの野菜を召し上がっていただける」ことを大切にしています。
大量生産よりも、品目を多く小ロットで栽培して、お客様のニーズに柔軟に対応できるような野菜作りを心がけています。
—なるほど。農業を営んでいく中で苦労や大変なことはありますか?
お客様が喜んでくだされば、苦労には感じません。
お客様にまずは一度召し上がっていただき、お口に合えばまた購入していただく。
そのサイクルの中で「おいしい!」と喜んでいただければ、作業が大変でもやりがいを感じます。
—すばらしいですね。ちなみに今回創設されるアグリステーションで神代さんはどんなことを期待されていますか?
まずは「お客様に選んでもらえる野菜を作っていく」ことが大事だと思います。
そのために本を読むなど色々なところからインプットを得て、品種や大きさ、分量などを工夫して、選んでいただける野菜を作っていくことを目指しています。
アグリステーションでは私の野菜を欲しいと言って下さるお客様が増えたら嬉しいです。
—最後に神代さんが「私の作る野菜はおいしい!」と自信を持つことができたエピソードがあれば教えてください。
購入していただいたお客様に、「野菜嫌いだった子供が、神代さんの野菜は食べてくれました!」というメッセージをいただけた時はうれしかったです。
子供は味に素直だなと感じます。子供が喜んで食べてくれたり、苦手だった野菜が食べられるようになるきっかけになった時は、この野菜はおいしいんだな、作って良かったなと素直に思えますね。